愛と不如意

どこまでもモノローグ

230418

明日からの帰省を考えて、重ダル〜な午後。今となってみれば、同じ家で連日顔を合わせていたのが不思議でしかない。血縁という偶然性の集団の中で、運良く気が合う人もいるし、サイテーの相性の場合もある。私の家族には、境界線をめちゃめちゃに壊してくる大人しかいなかった。介入して奪い合い、搾取することが許される関係を「絆」なんてフワッとした言葉でまとめようとする。その「絆」とやらを断ち切るために、どれだけの労力が必要だったか。彼らは知る由もない。

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昨夜はクマ氏と生活について話し合いをするなど。眠る前に、クマ氏が「明日はきっと良い日になる♪(以下リピート)」と歌っていた。単純明快。

朝ごはんはたぬきむすび(ツナ入り)。いつもは揚げ玉、麺つゆ、紅生姜のレシピだけど、今日は揚げ玉、麺つゆ、ツナで。オイルのコクが美味しかった。

明日の帰省は、祖母の遺言の手続きのため。色々と書類を揃えたり、細かい点のチェックなど。検認の手続き、自筆証書遺言に関しては保管法ができたので、今後は減っていくことでしょう。実務家として経験できる最初で最後の手続きかもしれない。

久しぶりに不動産登記法の記述式問題を解く。名変に始まり名変に終わるという格言、これはマジ。実務でも、結構登記上の住所変更をしていない人が多い。国民性に言及するのは好きではないけれど、登記制度って、しみじみ日本人的几帳面さが作り上げた制度だなと。戸籍制度もしかり。そのキツキツ感、形式を重んじる感が、人間関係にも表れている気がする。